ご挨拶
我が国は、2014年1月に障害者権利条約の批准書を寄託、2016年4月から障害者差別解消法を施行しました。このように、社会は、障害のある方々に一定の理解を示すようになってまいりました。
しかし、実際は、まだまだ、障害のある方々が、安心して過ごすことができる社会にはなっていません。むしろ福祉の状況は、厳しさを増している印象もあります。
そのような状況の中ですが、あけぼの福祉会は、障害のある方々が、自身の力を発揮し、生きいきと地域で過ごすことを願って活動を続けます。仕事や活動の場・日中を過ごす場である三つの通所事業所、様々な相談を受ける場である地域生活支援センター、日々の生活をサポートするホームヘルプステーション、住まいの場としてグループホームを開設してきました。
利用する方々やご家族、地域の方々のご意見をお聞きしながら、また、障害のある方々に関わる人たちが生きいきできることも大切にしながら、さらに充実した活動ができればと思っております。
これからも障害のある方々、そして省のある方々に関わる人たちの思いを社会に発信していきたいと思います。
社会法人あけぼの福祉会
理事長 石﨑朝世