どんなに障害が重くても、生き生きと安心し、暮らせる社会をめざして
私たちは、小規模作業府中共同作業所を1979年に設立した当初から、利用者やご家族、関係者の切実な要求や夢を大切に育み、その実現を図るとともに、以下の点を大切に実践、経営、運動を展開しています。
1.
障害の種別や程度に関わらず、だれもが地域の中で同世代の市民が享受する権利と同等の 権利が受けられるような社会創りをめざします。
2.
働くことを希望する人には、働くことを権利と位置づけ、働く中でたくましく成長していけるように、 一人ひとりがやりがいと誇りの持てる仕事を保障していきます。
3.
施設や事業を展開することが目的ではなく、一人ひとりの多種多様な願いに応えるための事業展開を 行い、24時間の豊かな生活の保障をめざします。
4.
絶えず利用者の真の願いから出発し、いったん受けとめた利用者は、可能な限り必要な支援を行っていきます。
5.
職員は、法人及び施設、事業運営の要であり、一生の仕事として誇りを持って働けるような労働条件の確立を 運動を通して実現させていただきます。
6.
先進的な実践は、制度的な裏付けがないため、財政的な困難を伴います。その困難を関係者の創意工夫と 地域の皆さんの支援をいただくことにより乗り越えて、実践を展開しながら、必要な制度の創設を図ります。